2013/07/11

たまに自分の選曲でキッチンのBGMを流す。
が、どれも総じて受けが悪い。
けっこう幅広くいろいろあるなかで、これでもかこれでもかとセレクトするがどれもノってくれない。
インドの映画音楽とか好きならこれなんかいいんじゃないかと思って、ちょっと昔のジプシーの歌姫の曲とかかけてみるけど反応は薄い。そんなに遠くないんじゃないって思うんだけど、西洋人が日本人だからってわざわざマッコリを用意してもてなしてくれるようなものなのかもしれない。

この前、どうしても気分はボブディランだったのであまり周りを気にせず聞いていた。
やっぱり、「変な音楽」と皆は言う。
おいおいボブディランだぜ、と僕は思う。世界中の人が彼に魅せられていたんだよって。

ん、待てよと。僕はいったいいつからボブディランを常識と思うようになったんだろう。僕がボブディランのことを知っているからなのか。知っているから当然のようにカッコいいと思っているだけなのか。
いやいや初めて聞く曲でも、カッコいいと思うのものはカッコいい、少なくとも自分ではそう感じていると思っている。でもそれだってこういうのがカッコいいというカタチを自分で知っているからなのか。

なんだかよくわからなくなってきた。

とりあえず明日は三波春夫の浪曲で攻めてみたいと思う。