行ってみてから考えるか
ダラムサラから日本へ そして東京・下北沢から始まる第2章 いったいぼくらはどこへ行く?
2013/07/10
小さな頃から虫も殺さない子供ではあったが、ここにきてチベット人とつき合ううちにその辺はますます厳しくなってきた。なんといっても彼らは、蚊に刺されていても最後まで見届ける人たちである。
とはいえ、そういう気持ちでいても、部屋にどこからともなく無数に侵入してくる見たこともないような虫達を、仏のように看過することもできない。捕まえて外に放り出す。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
そうやって夜はあっという間に過ぎて行く。
寝てる暇なんかありません。
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